共済というかたちで農業を支え、
地元に恩返しがしたい!
石川菜々
—ISHIKAWA NANA—
2020年9月 入組
出身地:池田町
最終学歴:北海道芸術デザイン専門学校
〇池田農協に決めた理由は?
生まれも育ちも池田町なので、地元と密接に関わって貢献できる仕事をしたいと思ったのがきっかけです。農協なら池田町の基幹産業である農業に携わることができると思い志望しました。同級生やその親御さんにも農家さんがいるのですが、どんな作物を作っているか、どのくらいの規模かなど、入組して初めて知ることもありました。また、共済窓口で地元の方たちと関わる機会が増えたことで、地域との繋がりを強く感じられるようになりました。
〇現在の仕事内容
共済の窓口業務を担当しています。自動車共済や自賠責共済に関わるお客様対応と事務処理がメインです。車種によって加入可否や掛け金が変わるため、お客様に不確実な情報を伝えないよう正しい知識を身につける必要があります。共済は複雑な上、覚えることが多いので大変ですが、知識も経験も豊富な先輩方がサポートしてくれます。また、後輩に教えることで復習できるので、知識の定着に繋がっています。
〇仕事のやりがいは?
窓口には組合員さんだけでなく、一般のお客様もいらっしゃいます。組合員さんは長い付き合いの方が多いですが、お客様の中には初めて農協の窓口に来た、という方も。「農協さんにお願いすれば安心だって聞いて」とお声掛けいただくと、日々の丁寧な対応が集客に繋がっていることを実感して、やりがいを感じます。
〇関わった仕事で一番印象に残っていること
毎年恒例の一大イベント収穫感謝祭はとても印象的です。職員全員が一丸となり、テント設営や農産物の販売、うどん・そばの調理など普段の業務とは違う役割を担って作り上げます。約2万個の餅が空を舞う餅まきは、圧巻の光景ですよ。窓口ではあまりお会いする機会のない地域の方々や組合員さんのご家族と接することができますし、職員のいつもと違った表情を見られるので新鮮です。多くの方が毎年楽しみに駆けつけてくれるので嬉しくなります。
〇仕事をする上で心掛けていること
お客様とお話するとき、最初に目を合わせて笑顔で挨拶するようにしています。私自身、この仕事に就くまで共済のことを分かっていなかったので、窓口にいらっしゃるお客様の中に「何から聞いていいか分からない」と不安に思う方もいると思い、まずは安心してもらえるよう第一印象に気をつけています。お客様の大切なお金を預かる仕事でもあるので、「相談したい」と思っていただけるように信頼感のある対応を心掛けています。
1日のタイムスケジュール
8:30 |
始業 一日の業務確認 |
9:00 |
窓口営業開始 お客様対応、電話対応 |
11:30 |
ランチ |
12:30 |
架電対応 |
15:00 |
窓口営業終了 締め作業、事務処理 |
17:00 |
終業 |
取材担当より
無口でクールな印象の石川さんですが、お客様対応や電話対応は物腰柔らかでとっても丁寧。きめ細かで機転のきく商品案内は、組合長お墨付きです。共済だけでなく信用業務の知識と経験もあるので、信用窓口の混雑時には颯爽とヘルプに入ってくれる頼もしい存在でもあります。
実は笑い上戸な一面があり、収穫感謝祭や業務時間外は笑っている姿をよく見かけます。しれっと面白いことを言うサービス精神があるので、会話がとっても楽しいですよ。