ネバリスター

 ネバリスターはヤマイモの一種で、長いもとそっくりな見た目をしています。
 池田町のネバリスターは、従来の長いもより「粘りが強い」「きめが細かい」「貯蔵性が高い」「甘みが強い」などの特徴をもちます。この美味しさは消費地からも高い評価をいただき、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地で販売されています。

おすすめレシピ

 まずはとろろで、味の違いを体感してみてください。
 すりおろしたとろろはホットプレートで焼いて、ソースや醤油をかけ、とろろ焼に。
 お味噌汁に具として入れても、とろみのあるお味噌汁になり美味しいです。

ネバリスター部会長 鴨川武司さん

私たちネバリスター部会では、生産のルールを定め、良質なネバリスター作りに取り組んでいます。
 生産者の努力が詰まったネバリスターは、すりおろした瞬間、そして口にした瞬間に今までの長いもとの違いを感じていただけるはずです。どうぞ食べてみてください!

3月 まだ寒いなか、ネバリスターの種準備が始まります。1つずつ重さを測り、同じくらいの大きさに種を切りそろえていきます。
5月 自動で走る植付機に乗り、1つずつ手作業で種を植えていきます。
8月 ネット一面を覆う緑のカーテン
日の光をたっぷり浴びて、大きなネバリスターを作ります
病気が発生していないか、定期的に畑のなかを歩き、確認しています。
10月 ネバリスターの畑が黄色く染まります。収穫まであとわずか。
11月 ついに収穫。家族総出で、時には雪の降るなか、1本ずつ丁寧に掘り上げていきます。