第33回北海道肉用牛共進会
2024.10.12
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群出品の部 最高位賞(種牛性賞) 多田将平さんの「つばき1の1」「つばき1」

 標記共進会が8月30日・31日の両日、音更町の家畜共進会場で開催され、厳正な審査の結果、群出品の部において第1部出品 武田大治さん(千代田)・多田隆弥さん(清見)・大原裕樹さん(足寄町)の父系群が首席を、第2部出品 多田将平さん(千代田)の母系群が首席を獲得。個体の部では第4部出品多田隆弥さん(清見)の経産牛が首席を、第7部出品 多田将平さん(千代田)の未経産牛が首席を獲得しました。さらに、最高位決定審査では多田将平さんの母系群が群出品の部最高位賞を受賞し、これまでにない高成績を収める結果となりました。

 本共進会は、道内より各地区の予選を勝ち抜いた肉牛延べ140頭(24組)が出品され、日頃の改良と飼養管理の成果が競われました。当JA管内からは7月開催の十勝共進会上位入賞牛7頭(4組)が出品。発育・資質ともにレベルの高い牛が揃う中、6頭が優等賞に入賞するなど好成績となりました。

 一昨年の鹿児島全共での北海道勢の活躍を背景に、共進会への取組が全道的に盛り上がりをみせており、新たに群出品にチャレンジする地域や、道産種雄牛産子の出品が多く見受けられました。

 審査前日には第13回全共北海道大会決起大会が開催され、会場には生産者をはじめ関係団体等総勢  450名が参加し、3年後の開催に向け決意を新たにしました。

また、地域間の競争を加速させることを目的に、昨年より新たに設けられた「地区団体表彰」には7部門中6部門において首席を獲得した十勝和牛振興協議会が選ばれ初受賞となりました。3年後の北海道全共に向けて、各地域の取組成果と盛り上がりが感じられる共進会となりました。

最後に、関係者皆様のご支援、ご協力にお礼申し上げます。

第1部 父系群 優等賞1席 武田大治さんの「いちえ」・多田隆弥さんの「あずき」

第2部 母系群 優等賞1席 多田将平さんの「つばき1」「つばき1の1」

第4部 経産牛 優等賞1席(肢蹄賞) 多田隆弥さんの「みつき」

第7部 未経産 優等賞1席 多田将平さんの「つばき1の1」
第7部 未経産 優等賞2席 武田大治さんの「いちえ」

審査のようす