お待たせしました!ネバリスターいよいよ解禁!!
本年産のネバリスターの販売が12月20日から随時、全国各地でスタート致します。収穫直後よりも貯蔵期間を経ることで美味しさが増す特徴のあるネバリスター。
収穫から約50日の貯蔵期間経ていよいよ出荷、販売を迎えました。
今年のネバリスターの生育状況ですが、植付けは5月中旬に順調に行われ、その後の生育も良好に経過。収穫は11月1日からおよそ10日間で行われました。収量は平年並みではありましたが、今年は一段と完熟が進みより一層美味しいネバリスターに仕上がりました(表参照)。ネバリスター部会で定めた美味しさを高めるためのルールの徹底、日々の努力が結実した美味しさを、自信を持ってお届け致します。お近くでお見かけの際は是非ご賞味下さい。
ネバリスター収穫時内部品質調査結果:JA十勝池田町選果場調べ
年産 | 乾物率※1 | 糖度※2 |
---|---|---|
平成26年産 | 26.3% | 8.2度 |
平成25年産 | 24.6% | 7.7度 |
※1:ネバリスターの粘りを表す指数。数値が高いほど粘りが強い傾向にある。
※2:ネバリスターの甘さを表す指数。数値が高いほど甘みが強い傾向にある。
ネバリスター部会 美味しさを高める統一ルール
1:有機物を使用した土作りの徹底
2:生育期間を確保し、しっかりと完熟させるための植付け、収穫開始日の設定
平成26年産ネバリスター生育状況

平成26年5月
3月から芽出しなどの管理を行った種子を畑に植えます。
生育期間を確保するため、5月中旬の植付けを部会のルールに定めています。

平成26年5月
植付け後にネットを掛けるための支柱を圃場に立てます。
支柱はネットが風で倒れないように地中に深くさしこみますが、意外に手作業でも可能です。

平成26年6月
植付け後1ヶ月ほど経過すると「つる」が出てきます。
上手くネットに絡むように手作業でつるをネットに導きます。

平成26年7月
7月上旬には葉が大きくなります。
これから生育量が急激に増加していきます。

平成26年8月
8月上旬です。
ネットに絡みついた茎葉の量も増えてきました。
間もなくネットは葉に覆われ「壁」の様になります。

平成26年10月
間もなく収穫を迎える10月中旬です。
葉が退色し黄色くなっています。十分な生育期間を確保できました。

平成26年11月
収穫は11月1日から行います。完熟したネバリスターを収穫するため、この日より早くには行いません。
寒空の下、丁寧に堀取られます。


平成26年12月
収穫されたネバリスターは、選別場で土を落とし、サイズ毎に分けられて箱詰めします。
専用の洗浄機で水洗いするととても綺麗です。