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ネバリスター収穫開始!~一年の努力が結実、今年は少し大きめ~

 今年は、北海道でも例年より暖かい日が続いていましたが、さすがに11月に入り朝晩もめっきり寒くなってきました。その11月の上旬より、ネバリスターの収穫作業が開始されました。

 今年の収穫作業はまさに「雨ニモマケズ」の様相で、降水量は平年のおよそ3倍、降雨の間隔も近かったことから、進捗が大幅に遅れました。

 収穫物は、一年間の努力の成果そのものですので、悪条件の合間をみては、収穫作業を進めていました。

  今回は、そのネバリスターの収穫作業を、これまでの生育風景を振り返りながら、ご紹介します。
種イモの準備【発芽】

にょきっと出ているのが芽
にょきっと出ているのが芽

(1)植付け準備

 長いもは、種を播くのではなく、種イモを植えてスタートします。

 皆さんも保管中に芽が出てしまったことはありませんか?春先の温かくなってくる頃に芽がでてしまうことがあるかと思います。

 種イモにする場合は、このように「芽が動いて」しまう環境をあえて作りだす「催芽管理」という作業を行っています。

 この作業は芽を丈夫に育ててから植付けすることで、初期生育を早めるという目的があり、その後の生育を左右する重要なものです。

 植え付けが行われる5月下旬までは温度、湿度の管理に気の抜けない日々が続きます。

いよいよ植え付け

畝全体にかけられたマルチ
畝全体にかけられたマルチ

 (2)植付け作業

 ネバリスターが植えられている圃場は、ネバリスターをスラッとした、抜群のスタイルに育てるため、「トレンチャー」という機械で深く柔らかい土の層を作ります。

 そして、このふかふかの土の層に、種イモを植え付けて行きます。植付け時は、種イモを置く角度にも気をつけて行っています。

 その後、場合によっては写真のように「マルチ」というビニール素材で畝全体を覆い、地温を高めながら栽培していきます。

ネバリスターが粘り強く生育する様子

 (3)生育経過

 本年の前半は天候の影響から平年よりやや遅れて生育していましたが、その後の秋の高温により一気に回復傾向となりました。

 写真右下は収穫が近づいてきた10月の圃場写真ですが、左側が通常の長いもで、右側がネバリスターです。

 同じ時期でも、ネバリスターの方が葉に青みも残っており、最後まで、イモに養分を運び続けている様子が伺えます。これが、粘りの秘訣ですね。

地表に顔を出しました ネットを伝って背丈ほどに 緑色の壁が畑に出現。右が、ネバリスター

地表に顔を出しました

ネットを伝って背丈ほどに

緑色の壁が畑に出現
右が、ネバリスター

いよいよ収穫

 (4)収穫風景

 収穫には小さな、バックホーで穴を掘りながら行う方法と、土ごとネバリスターを持ち上げる方法の2つがあります。

 締めくくりである収穫作業で、折ったり、傷つけてしまっては台無しとなってしまうため、細心の注意をしながら丁寧に扱います。

 今年は不安定な天候や圃場条件に振り回されて思い通りに作業が進まない年だったため、普段の年よりも短い期間での作業になり、その分人手を増やして対応していました。

 青山地区で営農している宮前さんの圃場へ撮影にお邪魔したところ、お子さんも重要な戦力として畑で大活躍しており、当日は日曜日でしたが、一生懸命収穫の手伝いに励んでいました。

 このお子さんたちが大きくなった時に、ネバリスター産地として、同じく大きくなっていられるよう、今後とも取り組んでいかなければならないと、気持ちも新たになった出来事でした。

バックホーで慎重に

バックホーで慎重に

折らないように掘るぞ~

折らないように掘るぞ~

今年のサイズは大きめだ~

今年のサイズは大きめだ~

 以上の様に、生産者は努力を積み重ねて、収穫までたどり着いたネバリスターですが、今年の出来は、秋の高温による挽回もあり、昨年よりも少し大きめのサイズになりました。

 今後、選果しながら順次出荷されていきますが、収穫から日数が経過するほどに、糖化も進み、ますます美味しくなります。

 今後とも、JA十勝池田町のネバリスターを、宜しくお願い致します。

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