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安心・安全・美味しさを食卓へ ~馬鈴薯選別を開始~

 8月に馬鈴薯の収穫作業をお知らせいたしましたが、収穫後どのように選別されて店頭に並んでいるかご存じでしょうか?

 今回、実は意外とハイテクな馬鈴薯の選別過程から出荷までをご紹介致したいと思います。

受入れから選別まで大切に貯蔵管理しています

倉庫内にびっしり詰まれたコンテナ
倉庫内にびっしり詰まれたコンテナ

 生産者が栽培した馬鈴薯は8月の収穫から翌年の春までの長期間に渡って随時、選別・出荷されますが、保管中の原料に万が一のことがあってはいけません。

 馬鈴薯は外気温や倉庫内の状況に合わせて最適な温度で保管して選別・出荷を待ちます。一つの倉庫内には、600kg容量のコンテナが約1,500基(900トン)程度保管されています。

 効率よく収容するためコンテナを高く積み上げる熟練したリフト操作や、保管倉庫の温度管理など、一朝一夕では身につかない職人技を結集させて管理しています。

こんな取り組みをしています(1) ライマン価(デンプン含有)測定で美味しさを数値化

ライマンを測定する測定器
ライマンを測定する測定器

 生産者から搬入された馬鈴薯はライマン価(デンプン含有値)を測定します。このライマン価というものは馬鈴薯に含まれるデンプン含有数値のことで、このライマン価が高い馬鈴薯は調理すると「ホクホク」とした仕上がりになり、低い馬鈴薯は煮崩れしにくくカレーなどでも形が残りやすいという特徴があります。

 ライマン価の高低は基本的には品種ごとに傾向がありますが、同じ品種でも圃場や天候により差が生じます。

 このため、生産者や畑別にライマン価測定を実施して選別・出荷を行います。測定の結果、一定以上のライマン価があった男爵を「高ライマン男爵」というプレミアム商品として販売しています。

2.選別開始

わずかなキズも逃さない熟練の技
わずかなキズも逃さない熟練の技
デイスプレイに写る白い影が馬鈴薯
デイスプレイに写る白い影が馬鈴薯

 選別は、まず人の目によって痛んだ馬鈴薯や、形の悪いイモを取り除きます。熟練のパートさん達にかかれば、わずかなキズも見逃しません。

 ここをクリアした後は、大きさごとに分けますが、ここで登場するのが「形状選別機械」です。その名の通り、馬鈴薯ひとつひとつの大きさをカメラの画像で選別するこの機械は6ラインに設置されており、毎秒1~3個のスピードで馬鈴薯の大きさを見分けていきます。人間なら目も疲れてしまいますが、さすが機械ですね。

こんな取り組みをしています(2) 空洞探知機で見極める

近赤外線を照らし見極める
近赤外線を照らし見極める

 「馬鈴薯を半分に切った時に中心が黒く変色していた」ということを経験したことがあるのではないでしょうか?黒い部分は取り除けば支障なく食べられますが、少しがっかりした気持ちになりますよね。

 当JAはこの「中心の変色や空洞」を実際に切らずに探知する機械を導入しています。この設備は近赤外線方式を採用し高い精度で変色や空洞のある馬鈴薯を除去します。

 ご購入頂いた馬鈴薯が期待を裏切らずに、一層安心してご利用頂けるようハイテクな機械を駆使して選別作業を行っています。

3.いよいよ出荷

10kg段ボールに箱詰めされ出荷を待つ
10kg段ボールに箱詰めされ出荷を待つ
10kg段ボールを満載するトラック
10kg段ボールを満載するトラック

 この様に様々な過程を経て箱詰めされた馬鈴薯は、いよいよ店頭に向けて出荷されていきます。

 輸送には大型トラックなども利用しますが、大きなトラックになると10kgダンボールで2,000箱の馬鈴薯を積み込むこともあります。我が子を送りだす心境です。

 このように安心で安全、何より美味しい馬鈴薯を消費者の皆様にお届けできるようハイテクな機器と熟練した人間の技術を組み合わせて、まさにハイブリット選別でお届けする、池田町の馬鈴薯を今後ともよろしくお願い致します。

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