JA十勝池田町

十勝池田町の農畜産物

美味しいかぼちゃ・くじゅうくりイレブンができるまで

「九重栗イレブン」というかぼちゃをご存知でしょうか。
 多くのかぼちゃは収穫してから1ヶ月程度で食べ頃ですが、このかぼちゃは冬至の時期に美味しく食べられる貯蔵性が高い特徴の品種です。
 昔から風邪予防や、厄除けの意味をこめて、冬至の日にはかぼちゃをいただく風習があります。池田町でとれた美味しい九重栗イレブンを食べて、寒い冬の時期を元気に乗り切りましょう。

九重栗イレブン・栽培カレンダー

月旬 生育状況 基本作業
4月 下旬 育苗床土作り(土壌改良資材+完熟堆肥の混入)
5月 上旬 播種
中旬 発芽
下旬 3葉~4葉 圃場作り(肥料・堆肥整地)
摘芯
6月 上旬 定植
下旬 つる伸長
7月 上~中旬 開花 ハチによる自然交配
下旬 着果期
8月 中旬 果実肥大期
9月 上旬 収穫
中~下旬 風乾
10月 上旬~ 貯蔵
11月 下旬~ 出荷

播種・育苗

育苗

育苗

4月中旬から下旬にかけて、ポット用の土をハウス内で作り始めます。土壌改質剤をポット用の土によく混ぜます。根張りを良くし安定した生育を確保するための大切な作業です。

その後、5月上旬にかけてポットに種を播き、ハウス内で苗を育てます。かぼちゃの種がスムーズに発芽できるよう、播種する前日に種に水分と温度をかけ、発芽をうながしてやります。播種はポットに土を詰め、1粒ずつ手作業で播いていきます。育苗は6月上旬にかけて約1ヶ月間行います。

播種、育苗「播種」から「定植」までの気温は日中17~25度ぐらい、夜間は10~15度ぐらいを保たせます。この時期の十勝は夜間0度以下になることもありますし、昼間は30度になることもあり、気を抜けません。

ポット内の土も17~23度を目安に管理しなければならないため、ハウスの開閉が必要なため、遠くには出かけられません。その他にも、雑草を抜いたり水をあげたりしながら定植までの健全な苗づくりに励んでいます。

播種、育苗発芽後1週間の苗です。初生葉が展開し、本葉の1枚目が出て展開前の状態です。

播種、育苗写真のようにきれいに生え揃うと、まずは一安心です。

播種、育苗6日後の苗です。本葉1枚が展開し2枚目の葉が展開し始めています。

播種、育苗本葉2枚目が展開し、3枚目の葉が展開し始めています。この後1週間後には4枚目が展開し定植となります。

本葉4枚目が展開したタイミングで「摘芯」と呼ばれる作業を行います。新しい葉が出て来る生長点をとることで、つるの本数を2~3本におさえ、圃場で管理しやすいかたちにします。

定植圃場については1週間前には圃場づくりを行います。完熟堆肥肥料を投入さらに土壌改良資材を投入しよく混ぜておきます。

定植

定植およそ播種後30日程度経った後に定植を行います。

畑にマルチ(写真にある白いビニールのことです)を張り、かぼちゃを植える部分の温度と水分を保ちます。マルチに等間隔に穴をあけ、1ヶ月間育苗した苗を手作業で植えていきます。種の植える方法や、定植時期が適切ではなくなるとその後の苗の生育が悪くなります。

定植定植が終了した圃場。

定植定植を行う6月上旬はまだ夜の気温が低い日もあるため、生産者によっては不織布と呼ばれる布をかけ、かぼちゃの苗を寒さから守ってやります。

定植定植から約1ヶ月が過ぎ、7月上~中旬になると、かぼちゃの開花が始まります。

定植かぼちゃは雄花と雌花に分かれており、自分の力だけでは受粉することができません。そのため、ミツバチの力をかりて受粉を行います。生産者によっては写真のような巣箱を畑に置いています。

定植かぼちゃの花に飛んできたミツバチ。

(写真は雄花です)

定植こちらは雌花の写真です。

花の付け根にあるふくらみが果実になります。

定植開花後45日ぐらいの九重栗イレブンです。しっかりと果実が肥大しました。南瓜の収穫時期の判断基準は、へたのコルク化と南瓜と地面が接しているグランドマークの色付きを見て判断しています。

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